【猫のひげlog】vol.3- きもののヒミツ、私の着物


「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」展

「猫のひげ」にようこそ! ありがとうございます。

京都国立近代美術館に、展覧会「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」を見に行きました。
江戸時代の着物を見て昔の人は小柄だなあと驚いたり、着物の模様の見本帳を眺めたり、人間国宝の着物の見事さにため息をついたり。いや~眼福でした。ありがたし。

私も、ごくたまにですが、着物を着ます。
でも、花や御所車が鮮やかに染められた友禅の着物は、ほとんど着ません。女らしい着物を着ることに、ちょっと照れがあるんですよね。

西陣の柳条御召を持っていて、これにグラフィックな柄の帯をあわせるのが好きです。お茶のお稽古にも、ご飯を食べにいくときも活躍して、とっても便利。

写真はご馳走を前ににやける私です。
何て嬉しそうな顔なんでしょう!

着物の柄の好みは人それぞれですが、私は江戸好みやなあ、とよく言われます。
京都の人に「江戸好みやなあ」と褒められると、何やら裏があるような気がしますが、そこは「ありがとう」とニコニコしておきます。いいんです。地味な柄の方が落ち着くし、自分らしくいられる気がするので。

街中に出ると、観光客の人たちが、色とりどりの着物、夏は浴衣を着て歩いています。みんな楽しそうで、見ている私の方も楽しくなります。
そう。みんな好きなものを着たらええねん!

浴衣といえば、岩下志麻さんが二役で出ている映画「古都」に祇園祭の場面がありますが、人々の浴衣が何ともいえず素晴らしい。クラシックで上品な柄が多く、「もうちょっとゆっくり見せて」と思います。

まだまだ暑い日が続きますね。
今日が、みなさまにとって幸せな日でありますように。


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